家庭で出来るアロマによるセルフケアのポイントとアロマクラフトのレシピを紹介

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やらなければならないことに取り組む気持ちはあっても、どうしても集中できない。気づいたらほかのことをやっていた・・・!そんな時は部屋の空気を一掃し、リフレッシュ効果が高い精油で集中力を高めていきましょう。

おおすめの精油として、グレープフルーツ、ジュニパー、ティーツリー、ユーカリ(グロブレス、ラジアータ)、レモン、ローズマリー、オレンジ、ヒノキ、ブラックペッパー、ラベンダー、ペパーミント、レモングラスなどです。

樹木の葉や幹、柑橘の皮などからとれる精油がおすすめです。いつまでも香りが残ってしまうような精油は避けた方がよいでしょう。

【朝の起きた時の手浴】

目覚めたときに、洗面台や洗面器に40度くらいのお湯を入れ、グレープフルーツまたはレモン2滴、ローズマリー・カンファ1滴を垂らし、よくかき混ぜて手首より10cmくらい上まで3~5分間ほど浸します。

精油を使って手浴をすることで、目覚めもよく気分もすっきりしてエンジンがかかりますので、手浴する習慣をもちましょう。

また、朝風呂する時間がある時のために、天然塩大さじ2にレモン2滴、ローズマリー2滴、タイム1滴を入れよく振って精油をなじませ、保存容器などに入れ半日以上おいたバスソルトを入れて熱めのお湯(40~42度)につかりましょう。

ローズマリーもタイムも頭をクリアにして集中力と記憶力をアップさせてくれる精油です。きっと、今日一日の頭の働きに差が出るはずです。

【さわやかな香りのエアーフレッシュナー】

スプレー容器などに無水エタノール20mlにティーツリー5滴、レモンまたはグレープフルーツ10滴、ローズマリー・シネオール6滴(カンファーの場合は4滴)を混ぜ、希釈する。精製水30mlを加え、よく振ってから使用する。

※香りの好みは人それぞれですので、使用する際は周囲への配慮を忘れずにご使用ください。

【集中力アップのアロマクリーム】

保存容器にみつろうクリーム(市販の無香料クリーム)30グラムを入れ、レモン4滴、シダーウッド・アトラス2滴、ペパーミント3滴をよく混ぜます。

集中して取り組みたい時など、こめかみ、のど、みぞおち、手首などに数回塗布して下さい。やる気をおこさせる作用のレモンと本来なすべきことに集中できるフローラルな香りのシダーウッド、眠気をとばしてくれるペパーミントの絶妙な香りと作用をお楽しみ下さい。

【シャープな香りの芳香浴で集中力アップ】

ディフューザーなどにレモン3滴、ローズマリー2滴、ペパーミント1滴を入れ芳香浴をします。

やる気アップのレモンに頭をクリアにしてくれるローズマリーはベストマッチ。ペパーミントで眠気すっきりで集中して取り組めるでしょう。少量でもパワフルに作用するので取扱いには注意しましょう。

また、脳細胞を活性化させる作用のローズマリーを1~2滴ハンカチやティッシュ、コットンなどに含ませてポケットなどに入れておけば、頭の働きを良くするだけでなく、記憶力アップにもなり無気力から脱出できます。

エアーフレッシュナーや芳香浴だと、なかなか仕事場や外出先では使用できませんが、クリームや精油を含ませたハンカチなどポケットにしのばせておけるので、便利です。



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誰でも、不安や緊張する時がありますが、それが長く続くと生活のリズムやバランスを崩して、体調にも影響がでます。アロマで抑圧された心身を取り放ち、ここぞという時によりリラックスしてのぞめるようにしましょう。

おすすめの精油として、イランイラン、ジャスミン、ベルガモット、プチグレン、フランキンセンス、マンダリンな゛との柑橘系や花、樹脂の精油がおすすめです。

【心配を洗い流すボディソープ】

プチグレン3滴、イランイラン4滴、マンダリンまたはオレンジ10滴、ローズウッドまたはサンダルウッド8滴、無香料ボディソープ(アロマ専門店やオーガニックショップで購入できる)100mlを混ぜあわせ保存容器にいれます。

甘いフローラルな香りは、不安な気持ちや心を落ち着かせ、楽な気持ちにさせてくれます。

【プレッシャーに勝つためのアロマバス】

大事な試験や商談の前日など、ピリピリした緊張感を楽にしてくれるアロマバス。

ジャスミン1滴、ラベンダーまたはアンジェリカ1滴を天然塩40グラムの中に垂らし、よく振って半日以上置き使用します。

また、天然塩の代わりにキャリアオイル10mlを混ぜると、トリートメントオイルとして使用できます。トリートメントオイルは、腕、のど、肩、みぞおち、足裏などに塗布するだけでも効果があります。

パートナーがいる場合は、オイルを手のひらに取り腰から首の付け根まで背中全体を手のひらでさするようにマッサージしながらオイルを背中全体になじませ、仙骨から首の付け根まで脊柱の両端を親指の腹でなぞるように刺激します。

人に温もりは安心感がプラスされます。

プレッシャーに負けず、自分自身の持つ力を存分に発揮したいときにやってみてください。

【こわばった体をほぐすアロマバス】

天然塩大さじ2に、ラベンダー3滴、カモミール・ローマン2滴を良く混ぜ半日以上なじませてからお湯に入れます。

緊張と不安を取り除く甘い香りは効果大です。こわばった体をほぐすためには、ブレンドしたアロマバスソルトの半分の量を使い、みぞおちから下だけつかる半身浴がおすすめです。半身浴の際は肩が冷えないように乾いたバスタオルなどを肩にかけておくといいでしょう。

体の緊張がほぐれれば、心身ともにリラックスしていきます。

【大事な日の朝の芳香浴】

朝、目覚めた時にディフューザーなどでグレープフルーツ3滴、ローズウッド2滴、イランイラン1滴で芳香浴。花と果実がバランスよく香るブレンドです。

また、ハンカチやティッシュに垂らして大事な瞬間のためにポケットなどに入れてお守りがわりに。

また、オレンジ6滴のみの芳香浴も効果的です。この精油も緊張を解き、心を落ち着かせる作用がある精油です。ハンカチやティッシュに1滴垂らして持ち歩き、緊張しそうな時など鼻からゆっくり吸い込むと落ち着きます。

緊張しすぎて、パニック状態になりそうな時は、フランキンセンス、ラベンダーなど持ち歩き、症状が出そうになったらボトルから直接香りを吸い込むか、ハンカチやコットンなどに垂らして大きく深呼吸すると気持ちがスッと楽になります。




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何らかのきっかけで心が傷ついてしまった時、何もやる気がおきなくなってしまう。そんな時は無理にがんばらず、柑橘系の香りなどでエネルギーを少しずつ蓄えましょう。

おすすめの精油として、オレンジスイート、クラリセージ、グレープフルーツ、クローブ、サイプレス、シナモン、ペパーミント、ベルガモット、バジル、レモン、ユズ、フランキンセンス、ライム、オウシュウアカマツ、ゼラニウム

【やる気アップ!リフレッシュアロマ】

ベルガモット3滴、レモン2滴、ペパーミント1滴をブレンドした芳香浴がおススメです。柑橘系の香りは気持ちをリフレッシュさせやる気を起こしてくれます。朝、起きたらお部屋で香りをディフューズしましょう。オフィスなどでは、ティッシュやハンカチに1、2滴落として持ち歩くと便利です。

【神経系とエネルギーに効くオイルの重ね塗りでW効果】

ラベンダー、イランイラン、ローマンカモミール、フランキンセンス、クラリセージなどの神経系に作用するオイルを1~3種類選び、キャリアオイルで希釈して筋肉や関節、足裏などに1滴塗りリラックスさせます。

レモン、サンダルウッド、ローズマリー、ライム、バジル、グレープフルーツなどの元気が出るエネルギー補給オイルを1~3種類選び、重ねるようによくすり込むように塗って下さい。

※ライムを室内に散布しながら行うとより効果的です。

【疲れをとって前向きになるアロマバス】

保存容器に天然塩大さじ2を入れ、ベルガモット3滴、バジル2滴加え、ふたをして時々振りながら半日以上おいて、香りをなじませてから使用します。

バジルは混乱した心を正常な状態に導くと言われています。ぬるめのお湯にゆっくりつかり、蒸気を吸い込むなどして本来の元気を取り戻しましょう。

【燃え尽きて心が空っぽになってしまった!再び充実した日々を取り戻すレシピ】

グレープフルーツ3滴、レモン2滴、ペパーミント1滴を使用します。

気分を高揚させ、幸福感を与える作用の精油です。オイルウォーマーに精油をたらすだけで効果があります。さらに、キャンドルの揺れる明かりが心を癒してくれます。

また、ディフューザーなどでお部屋に香りを拡散させても効果があります。

長期間続いた緊張から解き放たれても、心身に疲れが残っている場合こういった「燃え尽き症候群」に陥りやすいと言われています。

天然塩大さじ2を保存容器などに入れ、ラベンダー3滴、ベルガモット2滴を足してよく振り半日ほど置いたらバスソルトとして使用できます。

ラベンダーは疲れた精神を浄化して回復する作用があり、ベルガモットは「自然の抗うつ剤」と言われています。

アロマバスに入り、お風呂上りにオウシュウアカマツ4滴、ゼラニウム3滴、ベルガモット4滴をキャリアオイル30mlとブレンドしたマッサージオイルで腕の内側、胸骨、みぞおちあたりへ塗布しさするようにマッサージするとより効果的に元気を回復できます。

無気力状態があまり長く続くようであれば、専門医のカウンセリングを受けるなどの対処も必要です。



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