家庭で出来るアロマによるセルフケアのポイントとアロマクラフトのレシピを紹介

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人間関係や多忙すぎる毎日で「プチうつ」状態の人が増えてきています。その原因は人それぞれで複雑ですが、ふとしたきっかけで脱出できたりします。好みの香りがそのきっかけになるかもしれません。

おすすめの精油は、ベルガモット、イランイラン、ネロリ、フランキンセンス、ベチパー、メリッサ、ラベンダー、ローズ、アンジェリカ、ペパーミント、マージョラム、ミルラ、ローズウッド、ローズマリーベルべノン、ラベンサラ、オレンジスイート、ベンゾイン

【フルーティーな香りの抗うつ作用のあるレシピ】

ベルガモット6滴をディフューザーなどでお部屋に香りを拡散させて下さい。

ベルガモットは「自然から得られる抗うつ剤」と呼ばれベルガモットだけでも充分効果が期待されます。好みの香りをプラスしてもOKです。

他に、自信を取り戻すジャスミン・アブソリュート、幸福感を高めるクラリセージなどもおすすめです。

【疲れた心を楽にするアロマバス】(1回分)

入浴すら億劫になることもありますが、アロマバスに浸かるだけでも癒しの効果があります。また、おすすめの精油を温めのお風呂に2、3滴落として入浴するだけでもOKですが、バスソルトを使って血行促進も合わせて疲れを癒してみて下さい。

天然塩40グラムにローズウッド1滴、マンダリン2滴、ラベンサラ1滴を入れます。

保存容器に天然塩を入れ、各精油を適量入れ、ふたをして時々振りながら半日以上おいて、香りをなじませてから使用します。

また、天然塩大さじ2にオレンジスイート2滴、ゼラニウム2滴、ベンゾイン1滴を入れてバスソルトを作ります。

ゼラニウムは心身のバランスを整えベンゾインは疲れ切った心をなぐさめてくれます。オレンジスイートは気持ちを高揚させてくれます。

【気持ちを和らげてくれるバラのクリーム】

ホホバオイル20ml、みつろうクリーム5グラム、ローズ蒸留水5mlを混ぜ合わせます。そこにローズオットー3滴(またはゼラニウム1滴とローズウッド3滴)、ベルガモット4滴、サンダルウッド3滴を垂らし、よく混ぜ合わせ、クリーム容器に入れます。

※どれも、アロマ専門店で購入できます。プチグレンまたはベチパー1滴を加えるとより落ち着いた香りになります。

ハンドクリームとして手や手首などに塗布して、お使い下さい。

【元気を与えるマッサージオイル】

キャリアオイル20mにベルガモット3滴、ラベンダー3滴、クラリセージ2滴を混ぜ合わせます。

【重い気分を軽くするマーサージオイル】

キャリアオイル20mlにプチグレン3滴、マンダリン3滴、ネロリ2滴を混ぜ合わせます。

混ぜ合わせたトリートメントオイルを腕、のど、肩、みぞおち、足裏全体に塗布するだけで効果があります。

また、相手がいる場合は背中にオイルを塗布し、手のひらを密着させて背中全体から肩先までを包み込むようにさすります。

次に、仙骨から首の付け根まで脊柱の両脇を親指の腹ですべらせ刺激します。これにより心身のバランスを整えることができます。

無理せず出来る部位だけのマッサージでOKです。

【アロマジェルで心のレスキュー】

好みの精油3滴、ベチパー1滴、ネロリ2滴、ラベンダー3滴をジェル基材30グラム(アロマ専門店で購入できます)とホホバオイル5ml、芳香蒸留水または精製水5mlと混ぜ合わせクリーム容器などに保存します。

ストレスや強いショック受けたときなどに、2週間ほど続けて腕の内側、手首、みぞおち、のどなどに塗布してください。


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現代病とも言われるストレスの症状は、心身にさまざまな支障をきたしています。その日のストレスはその日のうちに解消するようにしましょう。

おすすめの精油はサンダルウッド、ゼラニウム、ネロリ、プチグレン、フランキンセンス、マージョラム、ラベンダー、オレンジ、イランイラン、カモミールローマン、パチュリー、ベルガモット、マンダリン、ミルラ、ローズ、ローズウッドなどです。

【ストレス対策のトリートメントオイルレシピ】

ネロリ、カモミールローマン2滴、マージョラム2滴、ラベンダー4滴、キャリアオイルまたは無香料乳液30mlを混ぜ合わせたトリートメントオイルを腕、のど、肩、みぞおち、足裏などに塗布するだけで効果があります。また、相手がいる場合は背中にオイルを塗布し、手のひらを密着させて背中全体から肩先までを包み込むようにさすります。

次に、仙骨から首の付け根まで脊柱の両脇を親指の腹ですべらせ刺激します。これにより心身のバランスを整えることができます。

オレンジスイート3滴、ベンゾイン3滴、ローズオットー2滴、キャリアオイル20mlを混ぜ合わせます。このブレンドは優しく甘い香りに包まれて幸福感に導いてくれます。

手のひらにブレンドしたオイルを取り、首、胸、バスト全体をさすり、あごを少し上にあげ首の中央(のど仏付近)は避けあごの下から鎖骨に向けてさすります。乳首につかないように注意してください。

次に鎖骨の下を中央から左右の脇の下に向けてさすります。

最後は左右の乳頭の間に「だんちゅう」というツボがあり、そこをさするように刺激してあげて下さい。イライラや落ち込みに効果的です。

【心安らぐ香りの空間を芳香浴で】

サンダルウッドまたはフランキンセンス2滴、オレンジ(スイートまたはビター)3滴をディフューザーなどで拡散させるか、ボウルなどの容器に80度くらいのお湯をいれ、精油を垂らし拡散させる方法もあります。好みの香りがあればその精油でお試しください。

【甘い香りで心をおだやかに】

イランイラン2滴、サンダルウッド2滴、ゼラニウム2滴を拡散させ芳香浴します。興奮や怒りを鎮める「イランイラン」、緊張を和らげる「サンダルウッド」、心のバランスを整える「ゼラニウム」。ストレスでとげとげした心を穏やかにしてくれます。

また、

グレープフルーツ4滴、ジャスミンアブソリュート2滴を芳香浴します。

グレープフルーツは過度なストレスで不安定になった心を安定させたい時に使います。ジャスミンアブソリュートも穏やかな気持ちを取り戻してくれる力があると言われています。不平不満だらけで自己嫌悪に陥ってしまった時など芳香浴で心のケアを。

【アロマバスで深呼吸してリフレッシュを】

保存容器に天然塩大さじ2を入れ、ラベンダー4滴、クラリセージ1滴を加え、ふたをして時々振りながら半日以上おいて、香りをなじませてから使用します。

フローラルな香りのお風呂につかって、ゆっくり深呼吸しましょう。

穏やかな時間を時間を過ごしたいとき、フランキンセンス、サンダルウッドなどお香のような精油に、好みの香りやネロリ、カモミールローマン、オレンジなど花や柑橘系の精油をブレンドして平穏な気持ちを取り戻していきましょう。



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鼻粘膜の炎症でおこる鼻炎。粘液は体に入ってくるゴミや汚れを捉えて捨てるフィルターの役割を果たします。炎症をおこすことで、鼻水、鼻づまり、くしゃみなど粘液が過剰分泌されます。ウイルス感染やアレルギーなどで起こった炎症を鎮めるアロマレシピをご紹介します。

おすすめの精油は、ティーツリー、ペパーミント、ユーカリラジアータ、ラベンサラ、ローズマリーベルべノン、パイン、オレンジ、ジンジャー、ユーカリグロブレス、ラベンダーです。

【鼻風邪用アロマジェル】

ジェル基材40グラム(アロマ専門店などで購入)にキャリアオイル5mlとローズ水5ml(またはキャリアオイル5ml増量)などを混ぜたあと、ペパーミント3滴、ティーツリー6滴、ユーカリ(ラジアータまたはグロブレス)4滴を加えよく混ぜ保存容器に入れる

鼻のまわり、あごの下から耳にかけて塗布します。ベトつかないので、外出先でも便利です。鼻粘膜の腫れを鎮め、空気の通りをよくしてくれます。

※肌がヒリヒリするなど合わない場合は、上記レシピの精油滴数を1/2に減らし、ラベンダーを2滴加えて下さい。

【鼻がすっきり!アロマオイル】

ローズマリーベルべノン2滴、ティーツリー2滴、ラベンダー2滴、ユーカリ(ラジアータまたはグロブルス)1滴、キャリアオイル10mlを混ぜ合わせます。

鼻水の粘性が高いときに、鼻の付け根、小鼻の上にオイルをつけ親指と人差し指で軽くつまんで鼻から息を吸いながら上下に動かします。

【鼻炎の緩和に】

ユーカリプタス、ペパーミント、バジルのいずれかの精油をディフューザーなどで空気中に散布するか熱いお湯を入れたマグカップなどに1~2滴入れ、鼻から蒸気を吸い込みます。

または、精油ボトルから直接香りを吸い込むか、ティッシュやコットンにオイルを垂らして吸い込んでもよいでしょう。

【鼻づまり。鼻の通りをよくして呼吸を楽に】

ユーカリプタス、ペパーミント、ローズマリー各1~2滴、タイム6滴を使用します。

ユーカリのボトルを鼻に近づけて、ゆっくり鼻から吸い込みます。次にペパーミントのボトルを鼻に近づけてゆっくり鼻から吸い込みます。

ティッシュやコットンに垂らして吸い込むのも効果的です。

ディフューザーにタイムを6滴入れ芳香浴もお薦めです。

【鼻炎、鼻水、鼻づまりと言えば「花粉症」。症状の緩和レシピ】

花粉症対策のための体質改善のひとつに、冷えをとり、リンパや血流を良くして体内の余分な水分を外に出すという方法があります。まずはバスソルトを使用して全身浴や足浴をしてみましょう。

保存容器に天然塩大さじ2を入れ、スイートマジョラムまたはローズマリー5滴入れ、ふたをして時々振りながら半日以上おいて、香りをなじませてから使用します。

足浴は、ふくらはぎの半分までつかる程度のバケツなどに40度くらいのお湯を入れ、ブレンドしたバスソルトの半分の量を入れ10~15分つけて下さい。やはり洗い流さずにタオルで拭き取ます。お湯が冷えたら、一旦足をバケツから出して、熱めのお湯を付け足してから足を入れるようにしてください。

【花粉症に効くツボを刺激しながらフェイスマッサージ】

ラベンダー3滴、ペパーミント1滴、キャリアオイル20mlを混ぜ合わせ

鼻の両脇、小鼻の横にある「迎香(げいこう)」というツボと、両眉の間にある「印堂(いんどう)」というツボに軽く圧をかけながら、顔全体をマッサージします。

目の充血が気になる方は、サイプレスを1滴加えるといいでしょう。サイプレスは目や鼻の毛細血管を引き締めるので、目の充血や鼻の粘膜のただれなどを癒す効果があります。



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