家庭で出来るアロマによるセルフケアのポイントとアロマクラフトのレシピを紹介

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精油と精製水さえあれば、簡単にクラフトすることができるローション。ローションによって充分な保湿をすることは、しわの緩和、美肌の基本です。自分の好みの精油やお肌に合わせて、自分だけのオリジナルローションをクラフトしましょう。

普通肌の方におおすめの精油は、ゼラニウム、パルマローザ、マンダリン、ラベンダー、ローズ、ローズウッド、ローズ・オットー、フランキンセンス。

ドライ肌の方には、カモミール・ローマン、サンダルウッド、ゼラニウム、フランキンセンス、ラベンダー。

オイリー肌の方には、イランイラン、ジュニパー、ティーツリー、ベルガモット、レモン、ローズマリー、ベルべノン、青森ヒバ。特に収れん作用のある精油です。

敏感肌の方には、カモミール(ジャーマン、ローマン)、ラベンダー、ローズ、ローズウッド。

ローションの基本のクラフトレシピは、無水エタノール(薬局などで購入)10mlを、ガラス瓶などの保存容器に入れ、ご自分の肌に合ったおすすめの精油の中から好みの香りの精油を2種類以上選び、合計4滴以内で加えます。容器をよく振って精製水または芳香蒸留水90mlを加えよく混ぜます。

容器にラベルを貼り、レシピと作製日を書いておくと良いでしょう。

敏感肌の方は無水エタノールを6ml以下に減らし、その分精製水か芳香蒸留水を増やして全体が100mlになるように調整して下さい。

無水エタノールを使用しない場合、保存性を考慮し、精製水は使わず芳香蒸留水95mlとグリセリン5mlに精油1~2滴だけ加えて下さい。精油は水には溶けづらいので、グリセリンと精油を混ぜたあとに、芳香蒸留水を加えて下さい。

また、精油自体がお肌に合わない場合は、ローズ水・ネロリ水など好みの香りの芳香蒸留水95mlにグリセリン5mlのみのブレンドでも効果的です。

使用する際は、都度よく振って使用して下さい。また、2か月以内で使い切るようにして下さい。

精油のブレンド濃度は、はじめて精油を肌に使用する方は、合計100mlの基材(無水エタノール、芳香蒸留水、精製水など)に2滴から3滴くらい加えることから始めてお肌の調子をみながら少しずつ濃度を変えてみて下さい。

季節によっては、普通肌の人も乾燥したり、オイリー肌になったりします。乾燥する季節は、精製水を85mlにし、保湿効果があるグリセリン(薬局やアロマ専門店などで購入)かホホバ油5mlを加えるとしっとり感がでます。

グリセリンの量は、様子をみながら調整して下さい。全体量が100mlになるように精製水の量を調整しましょう。

出来上がったローションをスプレー容器に入れれば、より使用しやすくなります。乾燥肌の場合、日中、メイクの上からスプレーすると肌のしっとり感がよみがえります。

このレシピは、頭皮用トニックとしても使用できます。頭皮に合う精油は、オレンジ、パルマローザ、ヒノキ、ペパーミント、ラベンダー、ローズマリー、ベルべノン、マンダリン。


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入浴剤として、精油を浴槽に数滴おとすだけでも効果はありますが、体を温めたい時は天然塩、クレイ、重曹などと合わせたり、保湿力を高めたい時は、はちみつと植物油。お肌の刺激をやわらげる効果の乳化剤などは、高齢の方や赤ちゃんの沐浴にも使用できる入浴剤になります。

バスソルトをクラフトするとき(1回分)の材料は、好みの精油3~4滴、天然塩(アロマ専門店などで購入)40グラム、ガラスの小皿、木べら、スプーン、量り、保存容器(厚手のビニール袋などでもOK)。

ガラスの小皿に天然塩40グラムを入れ、中央にくぼみをつけたらそこに精油を落す。木べらなどで軽く混ぜ、精油を全体になじませ保存容器に入れたら、完成です。半日以上おくとさらに精油がなじみます。

天然塩40グラムは大さじ2杯くらいが目安です。天然塩の代わりに、クレイを混ぜる場合は10グラム、はちみつは大さじ1、植物油は小さじ1、乳化剤は適量で合わせるとよいでしょう。

リラックスしたい時におすすめの精油は、オレンジ・スィート、サンダルウッド、ジャスミン・アブソリュート。上記レシピに使う場合は、それぞれ1~2滴を加えて下さい。

また、抹茶粉や和菓子用の紅こうじ色素などで色づけして、グリーン・イエロー・ピンクのバスソルトとして楽しむこともできます。

グリーンのバスソルトは、抹茶の香りとよく合うヒノキやユズ、ゲットウなどの和精油もおすすめですが、グレープフルーツを使うと、デトックスにも向きます。抹茶または煎茶の粉小さじ2と天然塩(粒状のタイプ)200グラムを混ぜ合わせます。グレープフルーツ12滴、ジュニパー8滴を加え、保存容器に入れてなじませます。約5回分のレシピです。

イエローのバスソルトは、マンダリン10滴、ベンゾイン6滴、天然塩(粒状タイプのもの)200グラムを合わせます。マンダリンの優しい黄色がそのまま天然塩にうつりきれいな黄色になります。ゆっくりと休みたい夜に。

ピンクのバスソルトは、天然塩(粒状のもの)に紅こうじ色素数滴を加えかき混ぜます。桜の塩漬け6個程度かドライのバラを入れても素敵です。混ざったら、ゼラニウム6滴、ローズウッド10滴、イランイラン3滴を加え、保存容器に入れてなじませます。きれいなピンク色のバスソルトの出来上がりです。特別な日にはイランイランの代わりにローズを混ぜると、気分も高揚します。

入浴剤で楽しみながら、アロマのボディスクラブでマッサージ。天然塩(細かい粒子のもの)45グラム(大さじ2)にキャリアオイル(植物油)大さじ1を加え混ぜます。細かい粒子の天然塩がない場合は、粒状の天然塩を乳鉢ですりつぶして使用して下さい。キャリアオイルとブレンドした天然塩にグレープフルーツ3滴、ジュニパー3滴を加え混ぜ合わせます。

適量を手に取り、セルライトなど気になる部分やひじ、ひざ、かかとなどをマッサージしてお湯で洗い流します。

ミネラルを含んだ天然塩は発汗作用があり、利尿作用のある精油を加えることで体の中の老廃物を排出し、新陳代謝をよくしてくれます。冷えやむくみ、美肌効果にお役立て下さい。



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クレイ(粘土)は、鉱物を主成分としたミネラルたっぷりの粘土です。余分な皮脂や老廃物を毛穴の奥から吸着して肌を大掃除してくれます。クレイには、カオリン、モンモリナイト、ガスールなどの種類があります。アロマ専門店などで手に入れることができますが、それぞれ吸着力や吸収力が違います。

ここではクレイと肌別におすすめの精油を使ったパックのレシピをご紹介します。

普通肌におすすめの精油は、イランイラン、ゼラニウム、サンダルウッド、マンダリン、ラベンダー。

しみ・くすみ対策におすすめの精油は、オレンジ、ネロリ、ラベンダー、ローズウッド。

乾燥、敏感肌におすすめの精油、カモミール・ローマン、フランキンセンス、ラベンダー、ローズウッド。

にきび肌におすすめの精油は、ティーツリー、パチュリー、プチグレン、マートル、ラベンダー。

クレイパックの基本のレシピは、敏感肌の方はモンモリナイト、普通肌、乾燥肌、オイリー肌の方はカオリンというクレイ30グラムを小皿に入れ、精製水または芳香蒸留水(ネロリ水またはローズ水など)適量を加えペースト状になるまでよく混ぜる。混ぜる際には金属製のスプーンは避けて下さい。

ペースト状になったクレイに、はちみつ小さじ1/2、お肌に合わせたおすすめの精油の中から好みの精油を1~2滴入れ、さらに混ぜ合わせ、密閉容器などに入れ保存します。

乾燥肌・敏感肌の方は基本のレシピに、植物油小さじ1/4~1/2程度を加えると、パック後がしっとりします。

メイクを落とした後、クレイ自体が汚れを落としてくれるので、少なめの洗顔料で軽く洗顔します。丁寧に洗顔してしまうとクレイパックで皮脂がとれすぎてしまい乾燥してしまいます。

洗顔後、水分を拭き取った顔にクレイをのばします。この時、目と口の周りは避け塗布して下さい。5分~10分程度パックしたあと洗い流します。

肌の状態によってベストなパック時間は変わりますが、最初は5分程度からはじめましょう。日焼けした時や、肌に疲れを感じる時は、顔だけでなく、首やデコルテまでパックするとより効果的です。

洗い流したあとは、ローションやフェイスオイルで、お肌を整えます。

クレイは、排水口に流れても問題ありません。朝や時間がないときは、Tゾーンなど気になる部分だけに1~2分程度のパックでも効果的です。

夜パックすると、翌朝のお化粧のノリに差がでます。続けることで、お肌の透明感が出てきます。

特に、オイリー肌の方には「ディープクレンジングパック」がおすすめです。

クレイ(カオリン)大さじ2に芳香蒸留水(ネロリ水またはローズマリー水)を少しずつ加え、ペースト状になったら、はちみつ小さじ1/2、ラベンダー1滴、オレンジまたはゼラニウム1滴、プレーンヨーグルト大さじ1を加えよく混ぜてパックします。

目の周り以外の顔全体に塗り、5分ほどおいて汚れを吸着させたあと、そっと洗い流して下さい。週に1~2回ほど行うと良いでしょう。





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