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寒くなると、血液の循環が悪くなって起こるしもやけ。半身浴やマッサージなどで血行をよくし、果物や生野菜など体を冷やす食べ物は控え、ビタミンEをたくさんとりましょう。

おすすめの精油は、ジンジャー、レモン、ローズマリー、ゼラニウム、ラベンダー、ヤロウなど。

アロマバスソルトで、足浴がおすすめです。天然塩大さじ1.5にジンジャーまたはレモンかローズマリーの中から好みの精油を3~4滴加えよく振ってなじませます。この精油はどれも血液の循環を良くする作用のものばかりです。特にジンジャーは「しもやけ」に有効です。精油が手元にない場合は、しょうがをすりおろしたもので代用できます。足浴だけでなく、手浴にも有効です。

足浴は、体全体の血行をよくし、代謝アップにもなります。冷え性やむくみ、固くなったかかとや水虫などのケアにも有効です。大きめの洗面器またはバケツに40~43度くらいのお湯を入れ、クラフトしたバスソルトを入れます。よくかき混ぜて、ふくらはぎの下くらいまで、10~15分程度浸します。終わったら洗わず、タオルで水分をふきとります。お湯が冷めたら、必ず一度足をバケツから出してさし湯をして下さい。

「冷えない体をつくるマッサージ」。しもやけには、足のマッサージが効果的です。キャリアオイル20mlにゼラニウム4滴、ラベンダー2滴、ローズマリー2滴を加えブレンドします。ベーシックなマッサージオイルです。

スペシャルブレンドとして、キャリアオイル20mlにレモン3滴、ローズマリー3滴、ヤロウ2滴を加え、混ぜます。ヤロウは体の末端の冷えを解消する作用があるので、足のマッサージには最適です。

ブレンドしたオイルを手に取り、つま先から足首に向かって両手の平を交互に使いながらさすります。付け根から指先まで指をしごくようにひっぱり、手の親指の腹で、足の甲にある指の骨と指の骨の間の溝を指の付け根から足首に向かってさすります。

くるぶしのまわりを親指以外の4本の指でさすります。足裏全体を親指で下から上へ半円を描くようにさすり上げます。

足裏をマッサージしたあとはオイルがついているので、滑りやすくなっています。マッサージしたあとは保温のためにも靴下かスリッパを用意しておいてください。

「しもやけ予防に軟膏」しもやけができやすい方は、寒い季節には日々のケアとして、手足の指先、関節の周りにすり込みます。みつろう軟膏30グラムにユズ4滴、ゼラニウム2滴、ベンゾインまたはローズウッド2滴、ラベンダー3滴を加えよく混ぜます。ユズとゼラニウムの組み合わせは手荒れなどにも効果的です。

みつろうは、ミツバチの巣からとる天然のろう成分です。アロマ専門店などで購入できます。ガラス容器などにみつろう5グラムとホホバ油20mlを入れ、湯煎にかけます。溶けたら、クリーム容器にいれ、薄く膜ができるくらまで冷まし、みつろう軟膏のできあがりです。この軟膏に精油を入れ、竹串で混ぜたあとトントンと容器をうちつけ空気ぬきをして、完全に冷ましてから蓋をします。

ハンドクリームとして是非クラフトしてみて下さい。